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湿地/アーナルデュル・インドリダソン
2023年の読み納めのつもりが年を跨いだので読み始めになった本。
翻訳ミステリに少し苦手意識があったんだけど思ったよりはちゃんと読めて一安心。面白かったので次作もそのうちに手を出したいなぁ。
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厭魅の如き憑くもの/三津田信三
ホラー苦手だけどどうかな〜と思いながら読んでみた。
フォロワーさんが怖い描写は怖いけどちゃんと謎解きだよって教えてくれたのでチャレンジしてみたら、ホラーとミステリのバランスが程よくて、怖がらずに読めた!ホラー描写は確かに怖いけど、その怖さも楽しめたというか。
ここから刀城言耶シリーズをせっせと読み始めています。
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叫びと祈り/梓崎優
フォロワーさんの推しミス。
短編集で、明かされる真相に驚きと騙された心地よさがあります。叙述ミステリってことでいいのかな。
異国が舞台なので、日本に暮らす私には想像もよらないというか、勘違いしたまま読み進めてしまって綺麗に騙された感じ。
特に、最後の「祈り」がとてもとても良かった。
読了日忘れた
本の背骨が最後に残る/斜線堂有紀
ファンタジーとSFの合いの子?みたいな感じかな。バドエンやメリバが多くて読後はもやもやするんだけど、とにかく文体がすごく好みで読みやすくて、題材は置いておいてもすごく面白かった。嫌な予感がするよ〜と顔を顰めながらもページをめくる手は止まらない本でした。
2/20
凶鳥の如き忌むもの/三津田信三
刀城言耶シリーズ二作目。
真相に驚くとともにゾッとした。怪異が直接の原因ではないけれど、信仰心というか人の心理が動機になっていて、その動機は部外者(読者)には馴染みのない風土というか価値観というかそういうものが理由なので、人間の考えることが怖い……となった。
去年までと比較したら、結構いいんじゃない?と思えるペースで本を読んでいます。やっぱり読書は楽しいです。
引き続き刀城言耶シリーズを読んでいきたいのと、有名どころの古典作品(クイーンに目をつけています)にも手を出していきたいなと思います。